車線や車間を監視、1台5役の次世代車載カメラ開発 |
日立製作所は、次世代の自動車に搭載できる新型の車載カメラを開発した。道路の車線をカメラが認識し、車が外れそうになると警告を発するようにできるほか、前方を走る車両との距離を自動計測できる。フロントガラスの曇りや雨粒も自動感知でき、曇りをとったり、ワイパーを自動的に動かしたりできる。自動点灯機能も含め、1台で5役を果たすのが売りだ。
それぞれの機能を個別に持つ車載機器はすでにあるが、一つのカメラに全部が詰め込まれたタイプは珍しく、日立は自動車メーカーの需要を見込んでいる。
新型の車載カメラは、ルームミラーなどに内蔵する。試作品は高性能の中央演算処理装置(CPU)などを搭載。縦5.5センチ、横16センチで、「パソコン並みの情報処理技術が詰め込まれている」(開発担当者)という。現在は大型だが、将来は名刺サイズまでコンパクトにできるという。
近年、自動車は急速に電子化され、ドライバーの運転を手助けする機能が搭載され始めている。車載機器を中核事業のひとつに位置づける日立はこの分野で他社に先駆けての製品開発をめざす。
(03/09 08:16 朝日新聞)
|
そんなもん作る前に、ETCアンテナ・GPSアンテナ・VICSアンテナ(できればTVも)内蔵のルームミラーを作ってください・・・
つーか、そろそろメーカー標準でワイドルームミラーにしましょうよ。 |